アイカラー株式会社
女性たちの活躍の職場をクリエイトする
− 会社を設立してみて、ご自身で会社経営をされてみて、どのような感想をお持ちですか?
女性としての視点でみてみます。多くの女性は社会へ出ていく中で、「就職」「結婚」「出産」「子育て」「社会復帰」と行った具合に、人生において「家庭」と「社会」において、役割の変化が生じます。特に日本においては「子育て」は女性の役割であると、認識されています。
そんな中で、女性は「自身」でありながら、「妻」となり、「母」となり、自分の役割を変化させていく必要があることは、男性とは大きく異なると考えています。
しかしながら、「社会」を一旦引退し「家庭」へ入った女性が、いざ再び「社会」へ戻ろうと思っても、「子育て」や「ブランク」がある女性にとっては、好条件の職場があるとはとても言えないのが現実だと思うのです。
私が引き継いだ飲食事業においての核である「持ち帰り専門の唐揚げ店」は、(1)家庭の味を自家製の味で、お客様の食卓の選択枠を広げ、女性の調理の時間を短縮化する。(2)営業時間が短く、女性が働きやすい環境として店舗運営ができる。(3)女性だけでも社会的に自立できる会社運営の実現。が可能にできる店舗であり、事業であることに気がつきました。
女性の社会復帰のチャンスを応援したい。女性が男性と違う人生を歩んでいくのは当然のことですが、その経験をプラスにすることができれば、男性にはないユニークな視点でサービス提供や会社運営ができることにも気が付いたのです。
様々な角度から女性を支援することができる事業運営であり、会社運営ができるのだという、素晴らしいチャンスに気づくことができたのです。
代表インタビュー(3)へつづく