アイカラー株式会社
女性たちの活躍の職場をクリエイトする
アイカラー株式会社の代表取締役の榊原亜紀子さんにインタビューしました
− 起業したきっかけについて教えていただけますか?
はい。私の場合は起業する寸前までは、子育てが一段落をしたので、正社員として働きはじめていました。小規模の商社の総務の仕事をしていたのですが、幸い業務以外にも様々なことにチャレンジさせていただける良い環境にいました。
しかし、働いていた会社の方針で、海外事業に資源を集中させ、飲食事業を分割するという案が出ていて、それが最終決議となるところでした。飲食事業を他社に売却するという案を聞いていたので、どうにか今のメンバーのままで、事業を存続させることはできないかと考えていました。
幸いにも飲食事業においては、応援で現場に入ったり、取引先様との折衝、指導していただけるボランタリーフランチャイズの方々と交流もあった関係で、私が代表となって引き継ぐことはできないかと考えるようになりました。
年齢的にも、このまま総務の仕事をしていても、お給料が大幅に上がることもない。事業的には問題はなかったとはいえ、会社の方針転換で飲食事業が切り離されることに、自分ができることへの無力感を感じていた部分もありました。
そのことをその時の社長に相談してみると、「できると思うよ。やってごらん。」という返事でした。そこから3ヶ月程度で知人の税理士の応援などもあり、スムーズに会社を設立することができ、店舗運営の引き継ぎを設立した会社ですることになりました。
代表インタビュー(2)へつづく